その1:Cストレッチ2014/11/27更新
簡単「Cストレッチ」で視力回復!

目はカメラのようなもので、レンズを調整してピントを合わせることでモノを見ています。カメラのレンズに当たるのが水晶体で、遠くのものを見るとき水晶体は薄くなり、近くを見るときは厚くなることで網膜のところで像を結んでいます。
この水晶体の厚さを調節しているのが「毛様体」という筋肉なのですが、水晶体を厚くするとき・・・、つまり近くを見るとき毛様体は力が入り緊張状態にあります。
パソコンのモニターのような近くのものばかりを見続けていると、毛様体はずっと力を入れている状態が続くので大きな負担がかかります。
そして、そのような状態が続くと近くのものにしか焦点を合わせることができなくなって近視になってしまうのです。
スポーツで体に負担を与えた後は、筋肉をほぐすストレッチをすることで疲れを後に残さないことができますよね。
目も同じで、ストレッチを行なうことで疲労を解消してあげることができます。
「目を休める」と聞くと「目をつぶること」だと考える人が多いのですが、目を閉じても角膜の表面が涙で潤うだけです。
ほんとうの意味で目を休めるためには、ストレッチで収縮した筋肉を元の状態に戻してあげてください。
自宅でも職場でも簡単にできる「Cストレッチ」
方法は簡単。右手か左手の親指の爪の中央に、ペンで直径3~5mmの「C」を書けば準備OK!
(※視力検査のランドルト環のマークです)
爪を汚すことに抵抗があるなら、小さなシールに「C」を書いて爪に貼るようにしてください。
ストレッチは眼鏡やコンタクトレンズを外して行ないます。このCストレッチを1回につき3分、これを1日3セット行なえば早い人は1週間で効果が出てきますよ。
3ステップ「Cストレッチ」

Step.1
親指の爪の中央にペンで直径3~5mmの「C」のマークを書きます。乱視の場合はマークがぶれて切れ目が見えにくいので、切れ目の向きを見やすい方にしてください。
Step.2
親指を立て、顔の中央で目の高さに持ってきてください。
両目で「C」の切れ目じっと見つめながら「C」のマークの輪郭がぼやけて見えるところまで近づける。(目の前約10cmくらい)
Step.3
「C」の切れ目を見つめたまま、腕を伸ばして可能なかぎり遠ざけるのと近づけるのを繰り返します。