知らないと危険。ブルーライトは目の病気に関わる!!2018/3/16更新
「スマホやパソコンの画面を見過ぎて、目が辛い。」
「ブルーライトについて、聞いたことがあるが、詳しく知らない。」
そのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
スマホやパソコンを長時間使用すると、目が疲れてきますね。
実は、スマホやパソコンの液晶画面から、ブルーライトという光が放射されています。
その光によって私たちの目を疲れさせたり、最悪の場合ひどい病気を引き起こしたりします。
今回は、ブルーライトについてご説明し、ブルーライトが原因で生じる症状をご紹介します。
●ブルーライトとは
光には、波の性質があります。
その波の長さ、つまり波長によって、色や性質が変化しています。ブルーライトとは、名前の通り、青い光のことです。
波長が380nm〜500nmである青い光は、人間が認識できる可視光の中でも、特に波長が短く、強いエネルギーを持っています。
一般的な光は、角膜や水晶体を吸収されて網膜に伝達されますが、エネルギーが強くなると、直接網膜に届いてしまいます。
長時間ブルーライトを見ることによって、網膜にダメージを与えてしまうのです。
●ブルーライトの影響
ブルーライトの一番の影響は、ドライアイです。
ドライアイは、目の涙が減ってしまい、乾燥するために生じる病気です。涙は瞬きをすることで補われています。
スマホやパソコンを操作するときは、ついつい熱中してしまいますね。
熱中すると、じっと画面を見るため、人間は瞬きをしなくなります。
通常人間が必要とされている瞬きの回数は決まっていて、日常生活では無意識にその回数瞬きを行っています。
しかし、スマホやパソコンの長時間の使用が、瞬きを妨げているのです。ブルーライトがそのドライアイをひどくするとも考えられています。
しかしブルーライトの影響は、光が直接届く目に与えるものだけではありません。
体全体に関わる大きな影響を及ぼします。
ブルーライトは自律神経を刺激し副交感神経を弱めます。
その結果、リラックス効果が妨げられ、体内時計を狂わせてしまいます。
体内時計が狂ってしまうと、「メラトニン」というホルモンの分泌を妨げ、結果的に肥満やうつ病、がんを引き起こす可能性が高まります。
このように、ブルーライトは実はおそろしい病気を引き起こす原因にもなりうるのです。
〇最後に
今回は、ブルーライトについて、その危険性とブルーライトの及ぼす影響についてご紹介しました。
スマホやパソコンは、今ではなくてはならない存在となりました。
しかし、その潜んでいる危険性に注意しないと目のトラブルに巻き込まれます。
ブルーライトについて正しい知識を身に付け、長時間画面を見ることを避けたり、ブルーライト対応眼鏡をかけたりと対策を考えましょう。