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目の健康コラム

緑内障や白内障と間違えやすい 網膜色素変性症とは!?2016/7/26更新

年齢を重ねると増える目の病気では「緑内障」や「白内障」「加齢黄斑変性症」が有名ですが、これらとよく似た症状ですがあまり知られていないのが「網膜色素変性症」という病気です。網膜の神経細胞が徐々に死んでいくことにより変性萎縮(へんせいいしゅく)し、その後に黒い色素が沈着してくる病気です。

発症の時期、症状、進み方などに広い幅があり、進行性のため放置していると悪化させてしまうケースもあり注意が必要です。

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◆緑内障や白内障と症状が似ている?

代表的な症状は、夜や暗いところでものが見えにくい「夜盲、鳥目」や視野が狭くなる「視野狭窄(きょうさく)」です。また、明るい所でまぶしいという 症状もあります。しかし、白内障や緑内障などでも似た症状が現れるため、目膜色素変性症を疑って検査をしないと発見されないこともあります。視野狭窄が進むと、視野の上下が見えにくくなり、中心部付近だけしか見えない状態になります。さらに進行すると矯正視力が0.1以下まで低下したり、まれに光を失うこともあります。

 

◆白内障との合併症のキケンも!

白内障と合併するケースもあるので、見えにくいな?と思ったら、自己判断せず、早目に検査を受けるようにしてください。網膜色素変性症の診断には眼底検査、視野検査、暗順応(あんじゅんのう)検査、網膜電図検査などがあります。ゆっくり進行していく病気なので、1回の診察で判断することできないこともあります。一度受診して異常が認められなかった場合でも、症状が改善しなければ、定期的な健診や目の専門家に相談するのがよいでしょう。

有効な治療法はまだありませんが、ビタミンAなどの服用のほか、視力が低下したときの補助を行うロービジョンケアなどありますので、早目の対策が有効です。最近では網膜移植などの研究も進んでいますので、いたずらに病気を恐れるだけでなく、適切な対処を行うことで快適な生活を保つことも難しくありません。

 

 

※ロービジョンケアとは・・

病気や事故などで視力が低下した人に専門医がサポートする「目のリハビリ」。症状に合ったツールの紹介などアドバイスしてもらうことができます。まぶしさや視界が白っぽくなる人には「遮光眼鏡」、視力が弱い人には「拡大鏡」など、ロービジョンケアの商品も充実してきています。

 

 

 


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