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目の健康コラム

ものもらいの症状と原因2017/7/03更新

まぶたが赤く腫れあがり、強烈なかゆみ・痛みに襲われる「ものもらい」
このものもらいはどのような原因によって起こるのものなのでしょうか。
今回は、ものもらいの症状とその原因についてみていきます。

■ものもらいとは
ものもらいとは、まつ毛の生え際にある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。
ものもらいには種類があって、原因や症状によって「麦粒腫」「霰粒腫」の二種類に区分されます。
ちなみに「ものもらい」は東日本の呼び方であり、地域によっては「めばちこ」「めいぼ」などと呼びます。

■麦粒腫の原因
一般的にものもらいと言われるのが、この「麦粒腫」です。
麦粒腫になると、まつ毛の根元あたりが赤く腫れ、かゆみや痛みを感じるようにな症状が現れます。
炎症が強くなると赤みや腫れ、痛みが強くなります。
また化膿が進むと、自然に腫れている部分が破れて膿が出ることもあるのです。

気になる麦粒腫の原因は、黄色ブドウ球菌など細菌が、脂や汗を分泌するまぶたの毛穴から体内に侵入することで、化膿を起こすことのようです。
この原因となる黄色ブドウ球菌は、私たちの毛髪や指、皮膚だけでなく、鼻の中や喉、ホコリなど成果いつ環境の様々な部分に潜んでいます。
ですので、黄色ブドウ球菌の侵入を防ぐために、まぶたの辺りは清潔に保っておく必要があるでしょう。

■霰粒腫の原因
まぶたに小さなしこりを感じ、痛みを感じない場合、それは「霰粒腫」である可能性が高いです。
霰粒腫は触るとコリコリしますが、麦粒腫と違い、特別痛みを感じないのが特徴だと言えます。
しかし、細菌に感染するとまぶたが赤く腫れ痛みを伴う場合もあるようです。
霰粒腫は麦粒腫と似た症状ではありますが、放っておくと何か月も残ってしまいます。
これは、まぶたの脂の成分を出す、瞼仮腺のマイボーム腺と呼ばれる腺が詰まって、その周囲に炎症が起き、中に分泌物が溜まった状態なのです。

気になる霰粒腫の原因ですが、霰粒腫は麦粒腫と違い、細菌感染が原因ではありません。
まつげの生え際にあるマイボーム腺の開口部炎症などによって詰まってしまうことによって起こります。
自然治癒が難しく、ひどくなると手術でしこりを取り出す必要があるのが霰粒腫です。
霰粒腫だと思ったら早めに眼科を受診することを心掛けましょう。

いかがでしたでしょうか。
一口にものもらいと言っても「麦粒腫」と「霰粒腫」の二種類に分かれており、それぞれ原因が違うことが理解していただけたでしょうか。
「原因は分かったけど、どうやって予防・対処すればいいの??」そう思われた方に、次回からはものもらいの治療方法についてご紹介します。


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