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目の健康コラム

ものもらいの治療あれこれ2017/7/07更新

細菌の侵入によりまぶたが炎症を起こす「麦粒腫」と、マイボーム腺がつまり脂分がしこりになる「霰粒腫」が存在するものもらい。
一度なってしまうとしばらくはかゆみや痛みが伴い、辛いですよね。
今回は、ものもらいになってしまった場合の治療法についてご紹介します。

■抗菌目薬
疲れ目や異物が入った際、コンタクトレンズ装着の際の潤滑油として使用される目薬には、
主に疲労回復のための栄養と、消炎作用を持った成分が配合されています。

一方、ものもらい、特に麦粒腫の治療用の目薬には、スルファメトキサゾールという成分が配合されています。
この成分は細菌の発生や増殖を防止する抗菌作用を備えています。
抗菌作用がある眼薬はものもらいだけでなく、細菌感染が原因である眼瞼炎にも効果があり、眼科で麦粒腫と診断されると、まずこの抗菌作用を持つ目薬を処方されます。

■眼科
眼の内部に異常を感じたら必ず眼科医を受診しましょう。
眼科へ行くと、異物が入った場合でもものもらいだと思われる場合でもまず視力検査が行われます。
この検査は異物が角膜を傷つけてはいないか、など内部の原因を探る非常に重要な検査です。
その他にも状況に応じて多様な検査が行われ、点眼薬や内服薬、難航などを処方してもらえるでしょう。
さらに、状況によっては形成手術や切開手術を行ったり、悪性腫瘍に対して放射線治療を行ったりします。

■眼帯
片方の目が病気になった際、病気の目を保護するための当て布です。
プラスチック製の板にガーゼを当てて、両端をゴムや紐で耳に掛けるタイプのものや粘着テープによるアイパッチタイプなどが存在します。

ものもらいにかかった場合、容姿を気にして眼帯をしたくなるかもしれませんが、
眼帯のガーゼが直接患部と接触し、細かい菌がつき、熱がこもる眼帯内部で繁殖する、という風にして病状が悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。
ですので、よほど重篤な外傷で医師から必ず眼帯をするように指示を受けた場合以外は眼帯は避けた方が良いでしょう。

■手術
霰粒腫が悪化した場合などには、手術を行う場合があります。
局所麻酔をかけ、まぶたの裏側から切開して溜まった膿や脂肪腫を掻きだします。
まぶたの内側から切開した場合は縫合出来ないので、術後の安静が必須です。
患部の状態によって皮膚側から切開する場合は、縫合するので縫合部分が目立ってしまいます。

いかがでしたでしょうか。
ものもらいの種類や状態によって様々な治療法がありますね。

基本的には違和感を感じたら眼科を受診し、医師の指示に従うようにしましょう。


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